@article{oai:seirei-univ.repo.nii.ac.jp:00002106, author = {落合, 克能 and 松島, 範正 and 増田, 公基 and 鶴見, 俊輔 and 野中, 一臣 and OCHIAI, Katsutaka and MATSUSHIMA, Masanori and MASUDA, Takaki and TSURUMI, Shunsuke and NONAKA, Kazuomi}, journal = {聖隷クリストファー大学社会福祉学部紀要, Bulletin of the School of Social Work Seirei Christopher University}, month = {Mar}, note = {P(論文), 要介護高齢者入居施設における入居者虐待は、古くから存在した社会問題であるが、近年、①要介護高齢者の急増、②要介護高齢者施設を経営する主体(法人)の多様化、③高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律(以下「高齢者虐待防止法」という。)の施行による虐待実態の顕在化、さらには各種メディアによる報道等によって、多くの人々にとってより身近な社会問題として認識されるようになってきた。  本研究は、実際に介護老人福祉施設の職員として実践に携わっている専門職と協働して作成した独自の虐待予防研修プログラム(素案)を用いて施設の介護職員向け研修を実施し、当該研修プログラムの評価(プログラムの実施効果の把握および当該研修プログラムに関する改善点等に関する示唆を得る)を行うことを目的として実施した。  本研究では、まず、介護老人福祉施設における福祉サービス提供実践者とチームをつくり、先行研究や既存の文献等も踏まえながら議論を重ね、「虐待を生み出す要因を構造的に理解するための研修プログラム」と「不適切なケアを低減するための研修プログラム」の2本柱によって構成された介護老人福祉施設における虐待予防研修プログラム素案を作成することができた。また、本稿において当該プログラム素案の作成プロセスを示すことができた。  次に、当該プログラムを用いた研修を受講した方々を対象とした調査票調査の結果から、「虐待を生み出す要因を構造的に理解するための研修プログラム」と「不適切なケアを低減するための研修プログラム」をセットにした「介護老人福祉施設介護職員向けの虐待予防研修」の有用性を把握することができた。  また、今後も継続しての本プログラムの開発を進める上で、「研修を受講したことによる効果を実感できる工夫(仕組み)」、「プログラム2の図解化を成功させるための改善・工夫」、「研修受講者が『意識の変化が虐待予防につながる最も重要な効果である』ということを実感できるための工夫(仕組み)」が必要であることを明確にすることができた。, 論文}, pages = {11--30}, title = {介護老人福祉施設における虐待予防プログラムを用いた研修実施と効果検証}, volume = {19}, year = {2021}, yomi = {オチアイ, カツタカ and マツシマ, マサノリ and マスダ, タカキ and ツルミ, シュンスケ and ノナカ, カズオミ} }